この記事では
ドローンの練習ってどいうの?
という方のためにドローンの練習方法を解説します!
ドローンを買ったばかりの方も、買ってやることがわからなくなった方も
この記事を最後までみて是非上達に役立てて下さい!
目次
買ったばかりの人の為に
まずはドローンの操作方法を学びましょう!
ドローンはプロポと呼ばれるコントローラーを使って操縦します。
プロポにも色々な種類があり、ドローンにセットで付いてくるものや
1つのプロポで何種類ものドローンをバインド(接続)出来るものがあります。
ちなみに筆者はFUTABAのT18SZというプロポを使用しています。
初心者の方には使い方が難しく、値段もめちゃめちゃ高いのでお勧めはしません。
が、こういったプロポ(安いモデルも有ります)を使用するドローンは
トイドローンや空撮機とは全く違い、操作が難しいですが
とても楽しいので、トイドローンに慣れたら挑戦してみてください!
この記事で想定しているドローンは以前紹介したこちらのドローンです!
このドローンを紹介した記事はこちらです!
まだ見ていない方は是非読んでみて下さい!
プロポの基本操作
前置きが長くなってしまいましたが、プロポの操作方法を説明します!
まずはこちらをご覧ください。
ドローンは両手で操作します。
名前がカタカナばかりで覚えづらいですが、各スティックを動かすとどう動くかを
図で描いてみたので順番に見ていきましょう。
左手の操作
解説する際にドローンがどっちを向いているか分かりやすくする為に、
プロペラに色をつけています。
ドローンを真上からみて前がオレンジ、後ろが青としています。
ドローンを真後ろからみている絵はプロペラは後ろ側しか見えない(という体で)ので
プロペラを青で表しています。
左手の操作の1つめはスロットルです。
スロットルをあげる(前に倒す)とドローンは上昇します。
逆にさげる(手前に倒す)とドローンは下降します。
左手の操作の2つめはラダー(ヨー)です。
スティックを右に倒すとドローンはその場で右旋回(時計回り)します。
スティックを左に倒すとドローンはその場で左旋回(反時計回り)ます。
右手の操作
次は右手の操作を解説します。
右手の1つめはエレベーターです。
スティックを前に倒すとドローンは前進します。
スティックを手前に倒すとドローンは後退します。
ここで、エレベーターという言葉に違和感を感じた人…なかなか鋭いですね!
僕たちが私生活で使っているエレベーターって上か下にいきますよね。
なんでドローンはエレベーターが前と後なの?と思いませんか?
これには理由があります。
実はスティックの各舵の名前は飛行機に由来しているからなんです。
左手でスロットルを入れる(車のアクセルだと思って下さい)と飛行機は前進します。車と一緒ですね。
そこでエレベーターのスティックを前に倒すと尾翼に付いている昇降舵がもちあがり揚力が発生し、飛行機が浮きます。
つまり、上方向に行くというという事です。
めちゃくちゃ簡単に説明しましたが、こういった名残からスティック操作の名前が付いています。
右手の2つめはエルロン(ロール)です。
スティックを右に倒すと右に進みます(右に傾きます)。
スティックを左に倒すと左に進みます(左に傾きます)。
以上、左手2種類+右手2種類の計4種類の動きを使ってドローンを操縦します。
始めは覚えるのが大変だと思いますが、飛ばしていく内に勝手に手が覚えてくれます。
どんどん飛ばしてモノにしていってください!
初心者向けの練習方法
では初心者のうちはどういう練習をしたらいいのかを解説していきます!
基礎練習の前の準備
まずは目印となるようなものを用意して下さい。
用意する目印は次の2種類です。
用意が出来たら上の図のように設置してください。
各目印を離す距離は部屋の大きさに合わせて適当に変更してもらってOKです。
練習する際は離着陸場所を設置し、必ずそこから離陸し、必ずそこに着陸して下さい。
離陸、着陸はとても良い練習になります。
ここまで出来た所で次は練習方法を見ていきましょう。
基本的な練習を4種類用意したのでチャレンジしてみてください!
基礎練習その1
①ドローンを離陸させ、自分の目の高さまで上げます。
そのまま前進させ、目印と目印の中間まで移動させます。
②90度旋回させ、ドローンを左に向けます。
③前進させます。
④ドローンが目印の真上に来たら一旦停止し180度右旋回させます。
⑤前進させます。
⑥目印の中間地点まで来たら一旦停止します。
⑦前進させます。
⑧ドローンが目印の真上に来たら一旦停止し180度右旋回させます。
⑨前進させます。
最初の目印まで戻ってきたら一旦停止します。
後は同じ動作をひたすら繰り返します。
慣れてきたらドローンを右向きにし、反対周りもやってみてください。
練習が片方ばかりに偏ってしまうと変な癖がついてしまって、いざという時の
操作ミスに繋がりかねません。
基礎練習その2
目印を2つ追加します。
なるべく正方形になるように目印を設置してください。
上の図では省略していますが、必ず離着陸場所は設置してください(以降も図では省略)。
①ドローンを左手前の目印の上にもっていきます。
その際ドローンは前向きにしてください。
②左奥にある目印までドローンを移動させます。
③目印の真上まで来たら一旦停止します。
④ドローンの向きを変えず、右奥の目印まで移動させます。
⑤目印の真上まで来たら一旦停止します。
⑥ドローンの向きを変えず、右手前の目印まで移動させます。
⑦目印の真上まで来たら一旦停止します。
⑧ドローンの向きを変えず、最初の目印まで移動させます。
最初の目印まで戻ってきたら一旦停止します。
後は同じ動作をひたすら繰り返します。
慣れてきたらドローンを右向きにし、反対周りもやってみてください。
基礎練習3
基礎練習2の応用編です。
基礎練習2では目印の真上にドローンを停止させた際に
ドローンの向きを変えずにそのまま次の目印まで動かしました。
基礎練習3では必ず進行方向にドローンの前側を向けるようにして下さい。
①ドローンを左手前の目印の上にもっていきます。
その際ドローンは前向きにしてください。
②左奥にある目印までドローンを移動させます。
③目印の真上まで来たら一旦停止します。
④ドローンを90度右旋回させます。
⑤右奥の目印まで移動させます。
⑥目印の真上まで来たら一旦停止します。
⑦ドローンを90度右旋回させます。
⑧右手前の目印まで移動させます。
⑨目印の真上まで来たら一旦停止します。
⑩ドローンを90度右旋回させます。
⑪最初の目印まで移動させます。
最初の目印まで戻ってきたら一旦停止します。
後は同じ動作をひたすら繰り返します。
慣れてきたらドローンを右向きにし、反対周りもやってみてください。
基礎練習4
基礎練習4は基礎練習1〜3までの総集編となります。
すべてのスティック操作を複合させ、円を描くように飛行させて下さい。
その際、ドローンは進行方向に前側を向けうようにして下さい。
注意するポイントは2つです。
この2つを意識して飛行させてください。
もちろん慣れたら逆方向にもチャレンジしてください!
基礎練習5
基礎練習1〜4まで出来るようになったら今度はドローンの向きを逆にしてください。
逆…?どういうこと?と声が聞こえてきます…
今までは進行方向にドローンの前側を向けていました。
次からは進行方向にドローンの後ろ側を向けて飛ばして下さい。
簡単にいうとバックしてくださいってことですね!
な〜んだ簡単じゃん!と思ったそこのあなた!
実はこれ思ってるよりめちゃくちゃ難しいです!
ドローンはこちら側に向いているわけですから、例えば…
スロットルを上げる(前に倒す)とドローンはこちら側にきてしまいます。
今までは前に進んでくれてたのに!!!
当たり前ですよね、ドローンの前側はこちら側を向いています。
エルロンを右に倒すと…ドローンは左に倒れます!
そうです、すべて操作が逆になるのです。
言葉で説明してもなんのこっちゃわからん!という方は
是非実際にやってみてください。
バックでの飛行が完璧に出来るようになるとドローンを自由自在に操縦できるように
なりますし、そこまでできればかなり上達しているはずです!
いかがだったでしょうか。
初心者のうちは飛ばすだけで楽しいものですが、それもすぐ飽きてしまいます。
練習方法を設定してやることによって格段にうまくなりますし飽きも来ません。
でも練習ばかりしていても楽しくないので、合間で自由に飛ばしたりする時間を
作ってくださいね。