この記事では
HS210は飛ばしすぎて飽きてしまった!
マイクロドーンをやってみたいけど、どれ買ったらいいの?
という方へ向けた記事になります。
この記事を読めばマイクロドーンに必要なものや、始めるにあたってやるべき事がわかります!
目次
マイクロドローンって何?
航空法の規制対象外
マイクロドローンとは200g未満のドローンです。
航空法の規制対象では無いため、飛行する場所の制限を受けづらく空撮機等の大きいドローンより扱いやすいドローンです。
注意点があります。
おもちゃのドローンとは段違いのスピード感
マイクロドローンはいわゆるFPVドローンの一種です。
FPVゴーグルという専用のゴーグルを装着して操縦します。
(ゴーグルを使わずに目視での操縦も出来ますが、ゴーグルを装着しての操縦が醍醐味です。)
その為、実際に機体に乗っているかのような感覚で遊ぶことが出来ます。
(実際の映像はYouTube等でFPVドローンと検索してみてください!)
マイクロドローンに必要なもの 資格編
資格、免許状
こちらの記事で説明した通り、マイクロドローンでFPVでの飛行をする場合資格と免許状
が必要となります。
まだ読んでない方は是非読んでみて下さい。
趣味で使用する場合はアマチュア無線4級以上と無線局免許状。
業務で使用する場合は第三級陸上特殊無線技士以上と業務用無線局免許状。
これらが必要です。
マイクロドローンに必要なもの 道具編
初心者向けの機体としてお勧めしたHS210BやHS210と違い、マイクロドローンは
次の4つが必要で、基本的に全てバラ売りとなっています。
FPVゴーグル
ドローン本体
バッテリー
中には最初からバッテリーが数本セットになっているドローンもあります。
この中でゴーグルとプロポは1回買ってしまえばほとんどのドローンで使いまわしが出来ます。
プロポ
プロポとはコントローラーの事で、マイクロドローンの操縦をするものです。
値段はピンきりなのですが、高いプロポはスティックの操作性が非常に良く、
より繊細な操作が出来ます。
また、スイッチが多く付いている為、色々な動作の割当が可能なのと
スティックの細かい設定が出来る為、より高度な設定が可能です。
初心者の内はそもそも操作性自体がよくわからないと思うので
とりあえず、お手頃な所から始めてみるのが良いと思います。
プロポを選ぶ際に重要となるのが受信機との関係です。
プロポは送信機と呼ばれ、送信機から発する信号を受信機が受け取ることで
操縦が可能になっています。
受信機とはドローンに搭載されている機械のことです。
送信機にはメーカーがあり、そのメーカーに合った信号を受信できる
受信機が必要となります。
簡単な図にしたのでこちらをご覧ください。
FUTABA, Frsky, Spectrum, Flyskyはメーカーの名前です。
メーカーの下に黒字で書いてあるものがプロトコルと呼ばれているもので、
簡単に言うと信号の言語の種類です。
この信号を受信できる受信機がそれぞれあります。
例えばFUTABAのプロポ(送信機)を持っているならば
S-FHSS, T-FHSS, FASSTのいずれかを受信できる受信機を使えばOKということです。
プロポの中にはマルチプロトコルというものを搭載しているものがあります。
その名の通り、1台の送信機で複数のプロトコルに対応したものです。
有名なのはJumperというメーカーの送信機がそれにあたります。
1台持っておけばほぼ全ての受信機を操作出来るので、便利だと思います。
色んな受信機に対応してるなんて、Jumperのプロポめっちゃいいじゃん!
と思う方は沢山いると思います。
しかし一概にそうとは言えないんですよね。。。
筆者も最初はそう思ってJumper T16PROというプロポを購入しました。
基本英語でメニューなどが書いてあるのですが、筆者自身初心者という事もあって
全く意味がわからない…なんとか調べながらやって飛ばすところまではいけたけど
その後の細かい設定を調べるのがめんどくさい…という自体になりました。
この調べる時間あったら練習出来るじゃん!と思っていました。
なのである程度使った後にFUTABAに移行しました。
FUTABAは日本の会社なのでもちろん日本語表記です。
最初からFUTABAにしておけばよかった…と思いました。
Jumperの製品は安い割には性能もそれなりで、なおかつマルチプロトコルなので
そっちがいいな〜と思う方はそちらを購入しても問題ありません。
しかし筆者は初心者こそFUTABAの製品をお勧めします。
最初は何も分からないのは当然ですから、慣れたらJumperという選択肢も有りかなと
思います。
すぐ欲しい方はこちらから
FPVゴーグル
FPVドローンの醍醐味、FPVゴーグルです。
FPVゴーグルには単眼タイプと両眼タイプの2種類があり
単眼タイプは価格が安く、両眼タイプは価格が高いです。
また両眼タイプの方が画質も良く、電波の入りも良いものが多いです。
しかし単眼タイプのものより価格が数倍違うので、少し手を出しづらいです。
単眼と両眼のお勧めをいくつか紹介しますね。
まずは単眼タイプ
BETAFPV VR02
価格も安く、画質も結構綺麗です。
筆者も1つ所持しています。
価格が安い分もあって家など構造の入り組んだ電波の入りづらい場所に
ドローンが行くと映像が途切れてしまいます。
見通しの良いところだと問題ありません。
次に両眼タイプ
FatShark Dominator HDO2
最高峰のFPVゴーグルでトップレーサーを始め多くのドローンプレイヤーが
使用しています。
筆者もこちらを使用しており、映像の綺麗さ、電波の感度共に文句のつけようが
ありません。
しかし値段が高く、なかなか手が出しづらいですよね。。。
筆者はFPVゴーグルは1つでいいし良いものを買おう!と腹をくくって
こちらを購入しました。
注意点としてアンテナと受信機が別売りでそちらも別途用意する必要があります。
受信機の例
ImmersionRC RapidFIRE
アンテナの例
ImmersionRC SpiroNET V2 5.8GHz
両眼タイプ2つ目のお勧めは
Skyzone SKY03O
FatSharkに並んで人気のあるゴーグルです。
ゴーグルの全面が光り、25種類の色から選ぶ事が出来ます。
またゴーグル自体にカラーバリエーションがあり、女性にも人気です。
価格もFatSharkより安いことからこちらもお勧めです。
また受信機とアンテナが一体のなっているので別途用意する必要がないのも
煩わしくなくて良いポイントですね!
ドローン本体
初心者向けの機体はこちらです!
筆者も1機所有しているのですが、非常によく飛ぶドローンです。
バッテリー込で30g程度と軽いのですが、その小ささを忘れるほど
ビュンビュン飛んでくれます!
家で飛ばすのは勿論、外でも勢いよく飛んでくれます。
(風の強い日はやめてくださいね)
価格もFPVドローンとしては一番安い部類で、手にしやすいです。
多少ぶつけてもフレームで囲われているので大丈夫です。
なんとバッテリーが最初から4本付いていて、充電器もセットになっています。
最高です!
1機に最適なドローンです。
バッテリー
ドローンには種類があるように、バッテリーにも種類があります。
1S、2Sなどと書かれているものがそれにあたり、
そのドローンに対応したセル数のバッテリーを使用する必要があります。
バッテリーに関しては扱いに注意しなければならないので詳しくは別記事にします。
ちなみにお勧めしたドローンは1Sのドローンなので1Sのバッテリーを使えば問題ありません。
いかがだったでしょうか。
トイドローンに飽きたら是非マイクロドローンにも挑戦してみてください!